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台湾国際造船(CSBC)が台湾における洋上風力発電の需要に応えるために完全独自設計・建造した大型クレーン船(Green jade)は、世界2位・アジア最大の風力発電船です。この船は360度旋回し、最大4,000トンの重量を持ち上げることができる大型クレーンを備え、洋上風力発電の各種水中基礎、洋上変電所、風力タービンを外洋で設置することができます。クレーンには緩衝装置があり、負荷が突然外れた場合でも、ブームが後ろに傾く反動力を吸収することができます。操縦室には予備のクレーン制御コンソールがあり、操縦室からもクレーンを操作することができます。吊り上げ作業中に船体の横傾斜を抑えるために、船内のバラスト水を適時に調整できるシステムも搭載しています。Green jadeの価格は約75億台湾ドルで、台湾国際造船史上最も高価な商用船です。
台湾国際造船股份有限公司(CSBC) について
台湾国際造船(CSBC)は1973年創業の台湾最大規模の造船メーカーです。これまで軍用艦艇、コンテナ船、ばら積み貨物船、石油タンカー、公務船、特殊船舶等、700隻以上の船舶を建造してきました。基隆及び高雄にそれぞれ1つの造船所を持つとともに、100万トン級のドックを1つ備え、世界4大陸で製品を展開しています。 当社では絶えず設計のイノベーションを進め、近年は性能の優れた船種の開発を行っています。1998年から2020年にかけて、計26船種(計232隻)が英国王立造船学会(RINA)のSIGNIFICANT SHIPに掲載されるというすばらしい成果を残しています。 造船分野でのすばらしい成果に加え、当社は近年経営のアンテナをスマート船舶、省エネ型船舶や洋上風力発電等の「ブルーオーシャン市場」へと伸ばしており、「卓越した海洋事業グループの構築」というビジョンに向かい一歩一歩邁進しています。
台湾の造船史において、台船(CSBC)は数多くの著名な船舶を建造または修理してきました。中でももっともストーリー性に富むのが、コンテナ船、石油タンカー、甲板式重量物運搬船です。 1. コンテナ船:台船公司は1979年よりコンテナ船建造の受注を開始し、設計面のいっそうの改善に積極的に取り組み、台湾造船・輪機工程学会(Taiwan Society of Naval Architects and Marine Engineers)が発表する「台湾年度船舶賞」を複数回受賞しています。また英国王立造船学会(RINA)の世界名船録「SIGNIFICANT SHIPS」にも掲載され、映画『キャプテン・フィリップス』で登場するマースク・アラバマ号もまた台船が建造したものです。この映画の中でキャプテン・フィリップスは、「船の設計と動線はとてもすばらしい。緊急事態が発生しても落ち着いて対応できる」と述べています。ここに、台船の品質重視の姿勢がうかがえます。 2. 半潜水甲板式重量物運搬船(Semi-submersible Deck Cargo/Heavy Lift Carrier):台船が自社で設計・建造した57,000載貨重量トンの甲板式重量物運搬船(藍馬林[MV Blue Marlin]号)は、当時建造された半潜水式船舶中、もっとも大型のものでした。アメリカのイージス駆逐艦コールが、イエメンのアデン港で、爆弾を積み込んだ小型ボートによる自爆テロ攻撃を受けた事件で、同駆逐艦をアメリカへと輸送したのが藍馬林号であり、台船の実力が改めて証明されました。 3. 石油タンカー:台船が製造した柏瑪奮進号(BURMAH ENDEAVOR)は、台湾製としては史上最大的船舶です。総トン数は445,000トン、全長378.4メートルで、直立した場合には、高雄東帝士85ビルを40センチ上回る高さとなります。
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