请用 Wechat 扫描台湾精品QRcode 或 搜寻ID: TaiwanExcellence
HIWINの波動歯車減速機は、台湾で研究開発および製造を行い、世界中で販売されている製品です。ウェーブジェネレータ、フレクスプライン、サーキュラスプラインというわずか3つの基本部品から構成されており、弾性変形を利用して部品間のバックラッシを減らし、高精度位置決め、高減速比、高トルク容量、低起動トルク等を実現します。ロボット、自動化設備、半導体設備、工作機械等の産業設備に利用でき、安定した再現性と位置決め能力を提供します。
1. 軽量・コンパクト
従来の歯車減速装置のわずか1/3の容量、1/2以下の重量で同じトルク容量と速比が得られます。
2. 高減速比
簡単な部品で構成されているため、外見寸法を維持したまま同軸上一段で1/50~1/120という高減速比を実現します。
3. 最小限のバックラッシ
従来の動力伝達用歯車とは異なり、弾性変形を利用することでかみ合い率を上げ、バックラッシを減らします。
4. 高精度位置決め
同時かみあい歯数が総歯数の30%を占める(総歯数:100~240)ため、かみ合い歯数が2~3枚の従来型装置とは異なり、極めて高い位置決め精度と回転精度が得られます。
5. 高トルク容量
フレクスプラインは疲労強度の高い特殊鋼で作られており、弾性変形に必要な靭性も備えます。同時に数十枚もの歯がかみ合うことで1枚の歯にかかる力が分散され小さくなり、トルク容量は大きくなります。そのため、荷重負荷が大きく、高精度の位置決めが求められるロボットアームや自動化設備に最適です。
6. 高い伝達効率
特殊な機構がかみ合い部の滑りを最小限に抑えるため、摩擦による動力損失が大幅に減少し、減速比が大きくても優れた伝達効率を維持します。
上銀科技股份有限公司(HIWIN) について
上銀科技は自社ブランド「HIWIN」のもと世界で事業を展開し、モーション制御とシステムテクノロジー分野をリードするブランドです。高速、高精度かつ省エネ・エコにつながるキーコンポーネントの研究開発・製造に注力し、ボールねじ、リニアガイドウェイ、ベアリング、波動歯車減速機、産業・医療用ロボット、トルクモータ回転テーブル等の製品が、スマートオートメーション、精密工作機器、バイオ・医療、光半導体、環境保護・省エネ、交通・運輸産業等で幅広く応用されています。スマートオートメーションの発展を受け、HIWINはロボットの種類としてウエハ用ロボット、関節ロボット、デルタロボット、スカラロボット等世界最高のラインナップを擁し、人々の作業環境・福祉の向上のためにたゆまぬ努力を続けています。「プロフェッショナリズム、仕事への熱意、職業道徳」の実践を通じ、持続可能な経営というミッションを実現してまいります。
上銀科技は創業以来、研究開発とブランドを企業としての持続可能な経営の主軸に掲げ、自社ブランド「HIWIN」のもとでの全世界への販売を堅持してきました。 HIWINとはHI-TECH WINNERの略であり、そこには、HIWINのモーション制御システム製品をご使用になるお客様が、価値のイノベーションを起こし、競争力を高め、市場の勝者となるという意味が込められています。同時に自らもまた、テクノロジーイノベーションの勝者となるという意気込みを表しています。 ・コーポレート・アイデンティティ・システム(CIS)カラーはグリーンとレッド: グリーンは、ちょうど地上の万物が調和の中で繁栄を遂げるように、自然、環境保護、持続可能性、成長を表します。一方レッドは、燃えるように熱い地球の中心部のように、熱意、積極性、強烈なイノベーション精神を表します。 上銀科技の製品は精密機器のキーコンポーネントであり、これまでドイツや日本がリードしてきた市場です。一方MIT(メイドイン台湾)として知られているのはノートPCやコンシューマー・グッズであるため、グローバル市場での競争においてHIWINは特に大きな困難に直面しました。その後HIWINブランドはまず台湾国外で名声を獲得し、それによって台湾国内のメーカーに認められるに至りました(台湾の機械業では習慣的に日本製品を使用し、日本の機械をコピーもしていました)。創業者の卓永財董事長もまた、「台中から新竹サイエンスパークに至るための最短ルートは、アメリカのシリコンバレー経由である」と述べているとおりです。現在HIWINは、モーション制御・システムテクノロジー分野における世界No.2のブランドとなっています。14の子会社・孫会社、R&Dセンター、実験室に加え、全世界に300以上の販売網を持ちます。HIWINは、「モノをつくること自体が目的なのではなく、人類のニーズを満たすことこそが目的なのだ」と固く信じています。こうした精神のもとイノベーションを持続的に創造してきた上銀科技は、2017年の日経新聞による「ASIA300時価総額ランキング伸び率ランキング」でトップに立ちました。時価総額は倍増し、アジアの上場企業の中でも抜きん出た存在として、台湾に栄誉をもたらしています。