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“エアロバイク”は、過去10年間で最も発展し、成熟した専門のロードバイクシリーズであり、各主要ブランドは、風の抵抗が少なく、スピードが出るエアロバイクを作るために最善を尽くしています。
しかし美利達(MERIDA )は、今後10年の新たなトレンドを見据えるべきだと考えており、引き続き風の抵抗の少なさを追求するのではなく、よりサイクリストの総合的なニーズに沿うべきだと考えています。美利達(MERIDA )は、優れた空力特性に加えて、総合的な乗り心地と安定性を兼ね備えたエアロバイクこそが、最高のエアロバイクであると考えています。これが当社の第4世代「オールラウンドエアロバイク」-REACTOの最大の魅力です。
当社の極意は、完璧な空力性能だけでなく、剛性、軽さ、乗り心地のバランスのとれたベストな組み合わせを見つけることにあり、トッププロからビギナーまで誰もが乗れる究極のバイクがREACTOです。
その他、目に見える特徴として、ハンドルバーのコックピットチューブを完全に隠してすっきりとした外観にし、工夫を凝らした“S-FLEX弾性シートチューブ”(特許出願中)、サドルの角度調整が可能な専用の“FLIP FLOP HEADコンバージョンヘッド”、さらに30mm幅のタイヤを採用したりと、快適さが大幅に増しています。独自の“ディスククーラー”設計により制動性能を確保し、NACAエアロフレームチューブを使用することで風の抵抗などを軽減しています。
美利達工業股份有限公司(MERIDA) について
高級自転車・電動アシスト自転車メーカーである美利達(MERIDA)は、世界的に高い知名度を誇るブランドです。2020年の売上高は202億元(連結では271億元)で、輸出売上高は、昨年(2020年)の台湾の自転車輸出総額の約32%を占めました。自社ブランド「MERIDA」の価値は4億200万米ドルで、インターブランドが発表した2020年台湾における国際ブランド第10位にランクインしました。世界のトップサイクリストの多くが長年にわたり当社製品を愛用しています。 1972年に創業し、当初は純粋なOEMメーカーでしたが、1980年代後半に自社ブランド製品の販売を開始しました。1992年に台湾の自転車業界で初の上場企業となり、1996年にもやはり台湾の自転車メーカーとして初めてISO品質マネジメント認証を取得しました。2000年前後になると、台湾の自転車産業は深刻な空洞化問題に直面しました。そこで2003年、MERIDAと同業のGIANTが自転車業界の連合体「A Team」を立ち上げ、業界全体での製造の高度化と台湾国内残留という重大ミッションを達成し、各界から好評を博しました。 美利達のマウンテンバイクチームは2003年から6度にわたり年間最優秀レーシングチームの栄光に輝き、マウンテンバイクのリーディングブランドとしての地位を確立しています。2013年、美利達は台湾からは初めて、1級のプロロードレースチームのスポンサーとなり、台湾人選手が初めて1級のプロロードレースチームに加わりました。2015年には、彭于晏(エディ・ポン)主演の大ヒット映画『破風(日本でのタイトルは『疾風スプリンター』)』のスポンサーとなり、サイクリングブームが再来しました。
今から半世紀前となる1960〜70年代、台湾からアメリカに輸出された自転車は品質があまりにも悪く、アメリカでは「台湾製自転車の修理はお断り」とする張り紙が自転車ショップの入り口に貼られていたほどでした。これを受けて、機械技師であった曾鼎煌(アイク・ツェン)は、1972年に美利達(MERIDA)を設立し、「品質第一」を目標に掲げ、ハイグレードな自転車の開発・生産に黙々と専念しました。 そこから半世紀の時を一歩一歩歩み、現在MERIDAの自転車は世界中で販売され、多くの世界チャンピオン、オリンピック金メダリスト、ツール・ド・フランス優勝者に愛用されるに至っています。年間売上高は271億台湾元(2020年)に達し、海外売上高は台湾の自転車完成品輸出全体の32%を占めています。2020年、「MERIDA」ブランドは4.02億ドルの価値があると評価され、Interbrand(インターブランド)による台湾の国際ブランドランキングにおいてトップ10に輝きました。「MORE BIKE」を訴求するMERIDAの自転車は、国際市場において主要プレミアムブランドのひとつとなっています。