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1964年に設立された台灣玻璃(Taiwan Glass)は、日本の工業デザインの巨匠深澤直人氏と手を組み、自社ブランド「TG」を立ち上げました。長年で培われた卓越した製造技術と洗練されたデザイン美学を融合し、生まれたブランドです。 2021年、新型コロナウイルスの影響が続く不透明な状況の中、TGは全シリーズ(106品目)にわたる器とパッケージデザインでレッド・ドット・デザイン賞の2部門を受賞し、世界60カ国の応募者の中から際立つ存在として選ばれました。台湾の優れた素材と卓越した職人技を誇り、すべての器を純粋な原材料のみで製造。環境ホルモンを含む素材や、マイクロプラスチックを発生させる隠れたコーティング材は一切使用していません。今回、第30回台湾エクセレンス賞にエントリーするにあたり、レッド・ドット・デザイン賞受賞製品の中から厳選した50品目を選出しました。ウォーターウェア、コーヒーウェア、ティーウェア、ホームデコレーション、テーブルウェアの5つのカテゴリーに分けて、台湾の美学を世界へ発信します! T G酒器シリーズは、安全で安定した素材を使用し、直感的な操作性を追求したデザインが特徴です。使用されている耐熱ホウケイ酸ガラスは、150℃の瞬間的な温度変化に耐え、食洗機での使用も可能。さらに、ガラスの厚みはわずか2mmで、手に取ると驚くほど軽やかでありながら、素材の強度はさらに向上しています。リムレス(縁なし)技術を採用し、ワインを注ぐ際の流れの乱れや過度な酸化を抑制。すべてのワイングラスは、重量バランスを最優先に設計されており、U字型の底部Rコーナーは、美しいフォルムを持ちながらも、持ちやすさと実用性を兼ね備え、安定した使用感を実現しています。一見するとシンプルなデザインですが、細部に至るまで計算された絶妙な曲線美が施されており、実際に使用することでその精巧なデザインの奥深さを感じ取ることができます。
台湾玻璃工業股份有限公司(Taiwan Glass) について
会社紹介 沿革と背景 1964年8月25日創業の台玻(Taiwan Glass)(銘柄コード1802)は、主にガラスの製造・加工・販売を行う世界第4位のガラスメーカーです。省エネガラスの生産で台湾では最大規模、中国では第2位の規模を誇ります。 事業内容と製品ラインナップ 当社の主要製品は板ガラスとLow-E省エネガラスで、その他にも太陽光ガラス、タッチパネル用ガラス、電子等級のガラス繊維生地・繊維束、ガラス製食品容器・厨房用品等があります。
台湾玻璃公司(Taiwan Glass Ind. Corp)は、ライフスタイルを重視する若い世代をターゲットにした自社ブランド「TG」を立ち上げ、デザイン界の世界的巨匠・深澤直人氏を招き、台湾文化への観察をデザインに落とし込みました。美とセンスを追求した耐熱ガラス製品を台湾から世界へ販売しています。 深澤直人氏とのコラボレーションにおいては、XueXue社がクリエイティブコンサルタントを務め、深澤氏は「台湾の人情」から受けた印象をもとに、「TG」ブランドの特色を構想しました。 深澤氏にとって台湾人は「親切で、優しく、自然体」です。この台湾の印象を製品デザインに反映させ、温かみのある丸みを帯びた曲線を用いて、TGならではのガラスの美学を表現しているのです。台湾玻璃(Taiwan Glass Ind. Corp)、深澤直人氏、XueXue社の3者は、その深い製造技術とデザイン美学、そして台湾文化への深い観察を融合し、ガラス製品に新しい生命を吹き込みました。 今後、「TG」は、より多くの異なる分野のデザイナーやアーティストと協力し、台湾の深い文化的蓄積を抽出し、台湾の生活を代表する定番のガラスシリーズを制作していきます。
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