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円剛科技股份有限公司（AVerMedia） について

1990年初め、創業者の郭重松氏は、ありふれた生い立ちの若者たちが抱く技術への圧倒的情熱と台湾製の自社ブランドを立ち上げたいという強い思いを形にするべく、円剛科技（AVerMedia）を設立しました。創業以来、デジタル画像技術の研鑽に力を注ぎ、数多くの重要性の高い特許を発表、徐々に世界の主要な画像技術リーディングメーカーへと成長を遂げるとともに、AVerMediaブランドのもとで全世界に製品を販売しています。全従業員が活発かつ革新的な思考力を持ち、テクノロジー、環境保護、人間工学、ユーザーエクスペリエンス等の要素を融合して、高品質かつマス層向けの製品を設計しています。 AVerMediaは高品質のオーディオ・ビデオ技術に精通し、キャプチャーボード、ライブストリーミング、インターネットビデオ、マイク等のデバイスを開発しており、オーディオ・ビデオコンテンツクリエイターの方々にハード・ソフトウェアの両面で行き届いたソリューションをお届けしています。教育・業務用分野でも、個人の動画学習や遠隔学習を支援するプロフェッショナルなビデオ・オーディオデバイスを提供しています。加えて産業分野においても、AIやディープラーニング技術を用い、自動化生産のための検査ツールを取り揃えており、専門性の高い分野でも存在感を放っています。 AVerMediaは台湾企業として、高い専門技術を持つのみならず、製品設計、製造、ブランドマーケティングも得意とし、台湾製製品の高品質を武器に、世界中の多くの消費者やお客様から信頼を勝ち得ています。長年にわたり、「人々のコミュニケーション性とエンターテインメント性を向上させるとともに、社会にしっかりと貢献する企業となる」ことをミッションに掲げてきました。また、しっかりとした足取りで持続可能な経営を確保するとともに、公民としての義務を果たし、社会に還元するという企業の社会的責任を重要視しています。

http://www.avermedia.com

円剛科技（AVerMedia）は、経営理念の核心－「地に足を着けて、価値を創造し、献身的に、人々に尽くす」において、社会に尽くし還元することを企業理念の一環として明示しています。同時に、「人と人とのコミュニケーションと娯楽性を向上させ、社会に貢献する企業となる」ことを企業としての目的に掲げ、こうした理念を実際の行動を通じ実践へと移しています。長年にわたり、ローカル社会への思いやりの心を大事にして、環境保護と教育という2つの分野に注力してきました。寄付やスポンサーシップに加え、董事長は従業員一人ひとりが年に少なくとも半日は自らボランティア活動に参加し、社会への還元を図るよう奨励しています。 「Clean up the World」、「社会的に弱い立場にある家庭の児童向けの読み聞かせ計画」、『天下』誌による「希望のための読書」などの活動を通じ、従業員が自らの時間を使って社会に貢献し、助けを必要としている人に手を差し伸べます。AVerMediaは2007年から4年連続で、『天下』誌の台湾Top50企業公民に選出されました。 日々の暮らしの中で、誰もがたくさんのゴミを出します。一人が出す量はどうということもないかもしれませんが、それが千人、一万人と積み重なれば、環境に大きな悪影響が生じます。 AVerMediaは2002年より、統一超商好隣居文教基金会（Good Neighboor Foundation）が主催する「Clean up the World－地球をきれいに、台湾から環境を守ろう」に加わり、全従業員の力を結集させて環境を清潔に維持しています。毎年、国内外の従業員とその家族に呼びかけ、半日の環境クリーンアップを実施し、シンプルな清掃活動を通じて環境保護の種を人々の心に植えています。まずは自身の出すゴミを減らし、自らの習慣や生活スタイルを変えることから始め、徐々に家族や友人にも広めていくことで、最終的に社会全体における環境保護意識が高まるよう期待します。 遠隔地で暮らす子どもたちは、交通機関や環境上の制約が多く、都市部の子どもたちに比べリソースや機会が少なくなっています。2009年以降、AVerMediaは台湾の天下雑誌教育基金会による「希望のための読書」のコンセプトに賛同し、この活動に率先して参加しており、現在そのボランティア活動は第10期を迎えています。金曜日の午後、「希望のための読書」のボランティアは仕事の手を止めてオフィスを出て、曲がりくねった山道を抜けて三峡区の有木小学校で低学年の児童に絵本を読み聞かせます。物語に興味津々の子どもたちを前に、ボランティアはひざまずいて目線を合わせ、子どもの世界から絵本の魅力を再発見し、一冊の本を共に読み進めることで、問題に対する思考力と探求力を刺激します。 社会的に弱い立場にある家庭では、子どもの相手をする時間がないが、放課後の学童や塾に通わせる経済的余裕もないといった理由で、子どもが勉強を諦めてしまったり、放課後に好ましくない場所でたむろしてしまったりすることがあり、社会問題となっています。そこでAVerMediaは2007年より、中華基督教救助協会（Chinese Christian Relief Association）による「社会的に弱い立場にある家庭の児童向けの読み聞かせ計画」を支援し、社会で助けを必要とする方々に寄り添っています。