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薩柏科技有限公司 について

当社は2016年に設立され、台北の内湖に位置しています。創業にあたり私たちが目指したのは、効果的かつ省エネで、美しく、誰でも簡単にフィルター交換ができる空気清浄機です。同時に、製品そのものだけでなく、それを超えたより多くの「感情的価値」をお客様にお届けしなければならない、他社にはない感性に訴える要素を製品に取り入れて感動品質を創出しなければならないと考えました。3年間にわたり研究開発に打ち込んだ結果、世界で最も薄く、最も省エネで、かつフィルター寿命が最も長い、アートフレームとBluetoothスピーカーを組み合わせた革命的と言える全自動IoT清浄機の開発に成功し、製品名をFLAT（フラット）と名付けました。2020年には、その独自のフレーム機構と先進的な空気圧構造により、台湾、米国、日本、中国で多くの発明特許を取得しています。2020年にはまた、審査員から最高得点を獲得して、台湾の製造業を対象とした経済部工業局「台湾金選賞」に輝きました。今年も万全の準備を整えており、各種特許を取得済みで、かつ有線または無線で複数台を接続し同時稼働できる柔軟性を備え、より広いスペースに対応できる高い拡張性を特徴とするアップグレード版FLATをもって、台湾で最高の栄誉であると考える台湾エクセレンス賞への応募を果たしました。

https://www.sauberair.com

薩柏という社名は、「Clean Air」を意味するドイツ語Sauberに由来します。創業者は25年にわたり世界70カ国以上を飛び回って機械関連見本市のプロモーションを手掛けてきた背景を持ちます。創業者自身が大のアレルギー体質で、市販の空気清浄機には自身のニーズに合った製品が見つからなかったため、そのまま働いていれば得られたであろう悪くない給与と将来の昇進の機会を投げ捨て、「売っていないなら、自分で作ればいい」という思いで起業の道を選択しました。大気汚染は、高血圧、飲食、喫煙に次ぐ4番目に大きな死因となっています。幼い頃からアレルギー体質である創業者は、自宅に他ブランドの空気清浄機を6台設置しており、フィルター交換のたびに2万元（約８万円）近くかかってしまいます。そこで彼はフィルターの原理を研究するべく、外国の論文をしっかり読みこんだところ、市販の空気清浄機が売りとしているいわゆるHEPA/H13フィルターは、単にメーカーが交換費用で儲けるためのもの、ニーズをかきたてるための売り文句に過ぎないことがわかったのです。加えて、市販の空気清浄機はどれもかなり場所を取ります。他の家電がもうあるのに、なぜ空気清浄機までわざわざ床の上に設置しなくてはならないのでしょうか？また、大手メーカーでも中小メーカーでも、フィルターが目詰まりしているかどうかは何か科学的な数字をもって判断するのではなく、単純なカウントダウン方式で交換時期を通知するにとどまっています。このように市販の製品には創業者のニーズを満たすものがなく、変えていかなければならない点もあまりに多かったため、自身での空気清浄機開発に踏み切ったのです。創業者の楊氏は、機械業界で25年の経験を持ち、充実した人脈と生産に関する確かな知識を備え、かつ機械と情報管理を専攻した経歴を持ちます。そこで、電子工学、情報工学、インダストリアルデザインを専門とする複数のパートナーとともに、世界で最も薄く、最も強力な機能を持ち、かつ最もスマートな、市販のモデルとは全く異なる壁掛け式空気清浄機「FLAT」を開発しました。FLAT は、台湾、中国、米国、日本で多くの発明特許を取得しており、製品発売前の段階で、台湾のクラウドファンディングプラットフォーム「嘖嘖zeczec」で700万元ドルを超える資金の調達に成功しました。2020年10月、審査員から最高得点を獲得して、台湾の製造業を対象とした経済部工業局「台湾金選賞」に輝きました。2020年にはまた、FLATがベルリンで開催される世界第2の家電見本市「IFA」の審査を通過し、同年台湾企業として唯一「NEXT」エリアでの出展を果たしました。残念ながらそのタイミングでCOVID-19のパンデミックが拡大し、その影響を受け、発売から3年にわたり世界への販売開拓が思うように進められませんでした。今年は感染状況が落ち着いてきたこともあり、当初の計画通りのペースを取り戻し、IFA、CEATEC、CESへの出展を進め、世界中の消費者の方々に台湾製の優れた製品を紹介していく予定です。