トップページ / 台湾エクセレンス賞 / Award Winning Products / Product Details

電動スクーター用急速充電バッテリーパック
業界別:生産力・エネルギー
製品番号:CPC-001
台灣中油股份有限公司
award 2

台湾中油(Chinese Petroleum Corporation)の開発機関である精錬研究所は、独自開発したソフトカーボン陰極材料を商用化したバッテリーパックに導入し、CPC-001電動スクーター用急速充電バッテリーパックを開発しました。本製品の特長は以下のとおりです。
(1)急速充電:20分でCCモード(ほぼ満タン)にまで充電可能。電動スクーターの充電時間を大幅に短縮し、ユーザーエクスペリエンスを向上。ガソリンスタンドでコーヒーを一杯飲む時間でフル充電が可能。
(2)長寿命:台湾中油が開発したソフトカーボン陰極材は、電池のサイクル寿命を大幅に向上させ、電池の使用コストを効果的に削減することが可能。
(3)優れた放熱性:台湾の環境に適し、高速充電でも内部抵抗が低く、温度が上がりにくいため、安全性が高い、台湾の熱帯環境に適合。
(4)高い空間利用率:単セル、ダブルセルタイプのどちらにも対応。
台湾中油が開発したソフトカーボン正極材料を組み込んだCPC-001バッテリーパックは、前述のように通常のリチウム電池にはない利点を持つため、充電時間の長さ、急速充電によるバッテリー寿命の低下と危険性、短寿命によるランニングコストの高さといった従来のバッテリーの課題を真の意味で解決することができます。バッテリーパック「CPC-001」は、電動スクーターの普及を加速させ、購買意欲を高めることが期待されます。メイドイン台湾のこの新しいバッテリーで、共に低炭素社会の実現を目指しましょう。

https://www.cpc.com.tw/

製品お問い合わせ

台灣中油股份有限公司 について

1946年創業の台湾中油股份有限公司(CPC)は、台湾最大の化石燃料企業で、石油・天然ガスの採掘・生産、精製、製品販売などサプライチェーン全般にわたり事業を展開しています。1979年には石油精製技術の導入、評価、イノベーションを重要なミッションとする「中油精製研究所」を設立し、経営判断の根拠となる情報がここから提供されてきました。研究開発こそが企業存続の基盤であり、時代や経営環境の変化を前にしても、企業は日に日に成長を重ね、持続的発展を遂げ、企業としての採算性や国際性を備えた経営体質へと改善していかなければなりません。石油精製業界が向かうトレンドにしっかりと対応するためには、優れた技術を基礎に今後の競争力を確保する必要があります。厳しい競争に打ち勝ち、持続的発展を遂げるためには、たえず技術力を磨くとともに、コストダウンや品質向上、製品の付加価値向上、市場拡大につながる研究開発を継続的に進めるほかはありません。「中油精製研究所」がこれからも存続・発展を続けられるかどうかは、まさにその技術力にかかっています。それゆえ、組織ごとの問題解決を積極的に支援し、企業としての経営パフォーマンスを高めるとともに、並々ならぬ技術力の確立を加速させることが、「中油精製研究所」の重要な責務です。

https://www.cpc.com.tw/

中油(CPC)は数多くの国家的任務を担っており、各産業に必要な石油をしっかりと供給することが私たちの重要な責務の一つです。石油製品市場の自由化後は、市場シェアを獲得するべく、販売・サービス面をいっそう重視して業務と経営を進めてきました。サービス第一主義を経営理念に掲げ、市場における「リーディングブランド」としての地位を維持してきました。中油は国営企業であり、利益を追求すると同時に、企業の社会的責任にもしっかりと取り組んでいます。長年にわたり継続的に石油製品の品質を向上させるとともに、クリーンエネルギーである液化天然ガスの普及を推進し、環境保護に力を尽くして来ました。さらには収益性よりも国民の皆様の利益と利便性を考慮し、遠隔地や離島へも軍事・民生用の製品を供給しています。同時に、よりよい社会づくりへ貢献するべく、一般の方々の石油産業への理解を深め、石油・ガスの安全な利用を推進するととともに、安全衛生講習・セミナーを開催するなど、企業における安全文化の醸成にも努めています。また社会的弱者の支援団体を支え、社会の公益に貢献するほか、エリートアスリートへの表彰、芸術・文化活動への協賛も行っています。プラントや掘削現場周辺の開発を支援するとともに生態系の保全に努め、地域の文化を大事にしつつ、環境教育の推進、地域の発展のために尽力しています。中油は誠実、革新、人材、安全、環境、権限委譲をコアバリューとし、国民経済と基礎産業の発展に極めて大きな貢献を果たしており、それは国民からも認められているところです。これまでに築き上げた基盤のもと、今後も引き続き精進を続け、国民経済と暮らしのためにいっそうの貢献を果たしてまいります。

お問い合わせ資料