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エクセレンス。それはクオリティの証。
PC、ガジェット、モビリティ、ライフスタイル。世の中にはさまざまなプロダクトがあり、同じジャンルだとしても、選択肢は多岐にわたります。
この選択肢の多さはうれしいんですけど、よっぽどジャンルに精通していないと、本当に良い製品を選ぶのって難しいですよね。そんな中、一つの指標となるキーワードを見つけたんです。
発端はある9月の取材帰り。
いつものようにギズモード編集部に立ち寄ったところ、複数のプロダクトを囲んでいる編集部員を発見。ここまでなら「よし、通常運行。いつものギズだ」と、なるのですが、今日はいつもと違うフレーズが聞こえてきたんです。それが…
吉岡:このPCケース、フォルムがエクセレンスだよなぁ。
西谷:あ、ほんとだ。めっちゃエクセレンスですね!
── ん? エクセレンス? ねえねえ、二人とも。プロダクトを見て盛り上がっているのはいつものことだから深くはたずねないけど、その「エクセレンス」って何? 若者の間で流行ってるワード? 良いってこと?
西谷:あっ、おつかれさまです! ふふふ、そうですね「excellence」は「優秀さ」というような意味です。褒めるなら「エクセレント」が正しいんですけど、僕らがあえて「エクセレンス」と言っているのには意味があります。まぁまずはこのエクセレンスなプロダクトたちを見てくださいよ。
ギズモード編集部に届いたエクセレンスなプロダクトたち
吉岡:ほら、例えばこのGIGABYTE(ギガバイト)のノートPC「AORUS 17G」、僕はキーボードがエクセレンスだと思います。オムロン製のメカニカルキースイッチを採用していてタイプ感が良く、ゲームも仕事も捗りそう。
西谷:デザインもいいですよね。アルミ筐体で質感もいいし、ボディ構造も冷却性能高そうです。エクセレンス!
吉岡:これは、ASUS(エイスース)のゲーミングヘッドセット「ROG DELTA S」。話し声に反応して光るイルミネーションもいいけど、なんと言っても音質の良さだなぁ。「Quad DAC」といって、4つのDAコンバーターを低、中、高、超高と分散処理してから組み合わせる技術を搭載するというエクセレンスぶりが光ります。
西谷:さすが音にうるさい吉岡さん。僕はマイクに惹かれました。ノイズキャンセリングの性能が良くて、周囲のざわつきやPCの冷却ファンの音を気にせず的確に声を伝えられる。ネット越しに会話する現代に、このマイク性能はエクセレンスです。
西谷:そしてこのMini-ITX PCケース、InWin(インウィン)の「B1(黒) / B1 Pure(白)」ですね。 建築物みたいな個性的デザインでエクセレンスじゃないですか? 同じ自作PCでもこういうのに入っていたらテンション上がりますよね。
吉岡:最近のデスクトップは、小さくまとめようっていう流れもあるし、Mini-ITXでコンパクトなPCを作るのも楽しそうだなー。あと、縦置き・横置きどちらも対応できるってところもエクセレンスだよね!
西谷:というわけなんです。お分かりただけましたか?「エクセレンス」。
で、結局「エクセレンス」とは?
── なるほど。言われてみれば、そして触ってみれば、二人が説明している製品からは、際立った質の良さを感じます。それが…「エクセレンス」?
西谷:はい、それこそが「エクセレンス」です。実はここにあるプロダクトは『台湾エクセレンス賞』という賞を受賞したものなんです。これは、台湾が1992年にスタートした賞で、世界中から集められた各部門の専門家がさまざまな視点から「革新的な価値」を備えたプロダクトへ賞を授与しているんです。
吉岡:日本でもコロナ禍になるまでは各地で発表・展示会なども毎年開催されていたんですよ。
── なるほどね。これらは巨大なテック&ガジェット市場である台湾政府のお墨付きプロダクトで、世界に向けて自信を持って発信できる、エクセレンス=卓越した製品ってことなんだね。納得したわ。
西谷:はい、エクセレンスなご納得ありがとうございます。でも、どうですか? 実際このエクセレンスな製品群を眺めてみて。
── うん、すごくいいと思うな。突出したコダワリポイントがちゃんとあって、ハイレベルな製品になっているし、それでいてデザイン性や実用面もしっかりと備わっているよね。どれも高評価が付くのもうなずけるわ。いったいどんな人たちが、どういう意図で始めたのか?『台湾エクセレンス』にがぜん興味が湧いてきた!
吉岡:なら、台湾エクセレンスを手掛けている協会の方に、インタビューしてみませんか? リモートですが、ちょうどお話できるエクセレンスな機会をいただいてます。
── やるやる! よーし、このノートPCとヘッドセット今から借りるね!
『台湾エクセレンス』のこと、もっと詳しく教えてください!
インタビューに答えてくださったのは、台湾対外貿易発展協議会、IEPスポーツ&家庭用品セクション戦略的マーケティング部門マネジャーのフレッド・チャン(Fred Chung)さんです。
── 本日はよろしくお願いいたします! 早速ですが、『台湾エクセレンス』を日本に向けてアピールし始めた理由を教えてください。
チャンさん :日本は台湾にとって、とても重要で近しい国の一つだからです。台湾で一番人気の旅行先は日本ですし、日本からも多くの訪台者がいらっしゃっています。貿易でも深いつながりがあります。この関係を踏まえ、日本の方々により多くの台湾の優れたブランドや製品を展示会を通じてご紹介したかったんです。
── 現在はコロナ禍ということもありオンライン主体になっていますが、アフターコロナの時代にはまた展示会を開催する計画はありますか?
チャンさん:もちろんです。日本で展示会を開催できることを心待ちにしています。日本ではこれまでに大きな展示会、小規模のセミナー、商業施設での体験会やジャーナリスト向けの交流会など、さまざまなイベントを開催してきました。そしてコロナ禍では「オンライン・マージ・オフライン」(オンラインとオフラインの融合)といったスタイルに注力しています。
── オンラインとオフラインを併用したイベント形態へとシフトしたんですね。
チャンさん:はい。発表会をオンラインで配信し、実際の製品はメディアなどにお送りして体験していただく形です。日本でも来年はこのスタイルを採用しようと考えています。でも、コロナが過ぎたらいつか、また日本でオフラインイベントを開催したいですね。
── 日本で『台湾エクセレンス』がもっと広まったら、どのようなアクションを期待していますか?
チャンさん:ASUSやAcerなど、日本では台湾のテクノロジーブランドや製品がある程度浸透してきていると感じています。なので次はスポーツ用品や家電、デザイナーズブランドなどが浸透していくことを期待していますね。実は楽天などのオンラインストアと協力して、台湾エクセレンスのストアを開いているんです。日本の方々により多くの台湾ブランド・製品を知っていただき、手軽に購入していただけるようにしたいです。
── 最後に、日本の読者が台湾に旅行に行けるようになったら、テックシーン的におすすめの場所はありますか?
チャンさん:Syntrend(三創生活)がおすすめです。電化製品のデパートで、あらゆる製品が購入できるんですが、その周辺エリアも楽しいんです。電子パーツや工具を置いているショップがたくさんあり、モノづくりや修理が捗りますよ。まさにメーカー天国です!
── メーカー天国! それは行ってみたい! 僕らも旅行できる日が来るのを楽しみに待っています!
僕らの身近にも革新的なプロダクトが、『台湾エクセレンス』がある
西谷:どうでした? 『台湾エクセレンス』。いろんなメーカーがあるからこそ、こうして政府主導でクオリティの高い製品をちゃんと示してくれるってのは、すごく良い試みだと思うんですよね。
── 確かに! PCやガジェットに詳しい人は、台湾発のPCやPCパーツ、周辺機器はかなりなじみ深いけど、そこで『台湾エクセレンス』というお墨付きがもらえていれば、僕らもさらに安心して購入できるね。
吉岡:というか、すでに最先端のテックシーンって台湾発のプロダクトが多くを支えていたりしますよね。「これ、すごいな」「これ便利だな」「機能的だな」「美しいな」なんて感じたプロダクト、実は『台湾エクセレンス』だった!といったこともありそうじゃないですか?
── 分かる。気がつけばエクセレンス…ってありそうだよね。よし、みんなで過去のアワードプロダクトをチェックしてみるか。そして使ったことがある機器を見つけたら「エクセレンス!」って叫ぼう。
西谷:いいですね〜「エクセレンス!」
吉岡:あっ、ありました! 「エクセレンス!」
こうして、編集部には鳴り止まない「エクセレンス」の声が乱舞することとなりました。皆さんもぜひ、身近な『台湾エクセレンス』をチェックしてみてください。
それは台湾お墨付きの、優れたプロダクトです。エクセレンス!
Photo: 小原啓樹
Source: 台湾エクセレンス
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