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企業ブランドを高めるための4つの要素
「イノベーション、テクノロジー、サステナビリティ、トラスト」を企業文化とするWINSTARは、この4要素が密接に関係し合うと考えています。新たな顧客体験の創造と斬新な新技術の開発によって、持続可能な社会を発展させ、世界中から信頼される企業ブランド、製品価値を構築することを目標としています。WINSTARの有機ELパネルは、楽器、医療機器、呼吸器、コーヒーメーカーなど、様々な製品のディスプレイに応用され、世界50か国以上で販売されています。
2021年の台湾エクセレンス賞に輝いた「ナローベゼルマイクロLEDディスプレイ」は、独自の狭額縁化技術である「電極積層」「陽極の低抵抗化」「電極接合孔」によって、電極間隔および回路・配線の配置幅を狭め、有効表示領域を大幅に広げることに成功しました。傑出した視覚効果、高コントラスト比と高視野角、薄型、50,000時間を超える長寿命、そして美しいデザインを備えており、産業用または消費生活用製品にとって、空間を有効活用できる最高のソリューションです。
何事もはじめは苦労する 大切なのは自分を信じること
1998年、WINSTARの創業チームはわずか5名、しかも平均年齢30歳以下で、みな社会に出たばかりの未来を夢見る若者たちでした。創業当初は、一社一社に手紙を書くという古典的で骨の折れる方法を用いて、積極的に国内外の市場開拓を行いました。断りの返事が届く度に会社としてまた一つ成長し、直接会って顧客の意見を聞くことができた時には、さらなる前進のためのエネルギーが得られました。こうした地道な方法と誠実な態度によって、少しずつ市場を広げていったのです。
2007年、WINSTARは子会社を設立して正式に有機EL市場に参入します。当時の状況を廖育斌(Venson Liao)CEOに尋ねると、廖CEOは大きく一つ息をつき、「あれは間違いなくわが社にとって創業以来最大のチャレンジでした」と語りました。当時、廖CEOが有機ELに注目したのは、従来の液晶ディスプレイと違いバックライトが不要で、軽量・薄型化や省電力化が可能であったためでした。しかし、実際に有機ELの技術者を招集して研究開発チームを作ってみると、想像をはるかに超える技術力と資金力が必要だということが分かったと言います。
資金面では全て親会社のWINSTARに頼るよりなく、13年もの間ずっと赤字が続きました。それでも諦める気はなかった、と廖CEOは言います。「何事もはじめは苦労するもの。自分の可能性を信じて、正しいものを作っていれば、いつか必ず成功します!」と笑う言葉には、忍耐強く努力を惜しまない廖CEOの人柄が表れています。その後、有機EL市場が爆発的な成長を遂げたことで、十数年にわたるWINSTARと廖CEOの苦労と投資が間違いではなかったことが証明されました。
重要なのは知識の広さと深さ
「大学卒業後、即起業」した廖CEOが、これほど会社を大きくし、しかも現状に満足することなく、長期的な成長の可能性に目を向けることができたのはなぜなのでしょうか。廖CEOによれば、それは「知識を増やすことにやりがいを感じるから」だそうです。
廖CEOは高校生の頃から『天下雑誌』や『経済日報』といったビジネス誌や経済紙を読み始め、広く深い知識を身につけていったそうです。世界的企業のCEOになってからも、強い知識欲と好奇心に突き動かされ、博士号を取得するため大学に戻りました。起業家として経験と学術的な知識が相互に補完関係にあり、廖CEOは従業員やパートナー企業にとっても模範的な存在です。
「正しいものを作っていれば いつか必ず成功する」
台湾エクセレンス賞に参加するのは、この言葉が正しいことを世界に証明するため、と廖CEOは言います。「台湾エクセレンス賞は非常に緻密なプロセスを経て、専門家一人ひとりによる審査が行われています。自社の製品が世界の舞台に立ち、社員たちが輝く瞬間を全世界に見てもらうことができるのです!」
廖CEOは、台湾エクセレンス賞へ参加を希望する企業に対して、最も重要なのは「唯一無二の競争力をつけること」だと強調します。自らの専門分野を磨き続け、同時にイノベーションと製品の最適化を行っていけば、いつか光は見えてきます。WINSTARは今後も、たゆまぬイノベーションと研究開発、そして人生経験を生かし、ありとあらゆる未知に挑み続けます。台湾エクセレンス賞の後押しのもと、自社の認知度を上げ、世界をあっと驚かせるような製品作りに取り組んでいきます。
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